minyoyaの日記

民謡について 曲目(解説・唄い方・雑学)を説明します!

草津節 (群馬県) 歌詞・解説・唄い方について

草津節 (群馬県) について

 

「歌 詞」※ ( ) はお囃子

 

1、 草津よいとこ 一度はお出で

     (アー ドッコイショ)

      お湯の中にもコリャ 花が咲くよー

    (チョイナ チョイナー)

 

2、 朝の湯煙 夕べの湯もや

    (アー ドッコイショ)

      草津湯の町コリャ 夢の町よー

   (チョイナ チョイナー)

 

3、 錦織りなす 野末をみれば

    (アー ドッコイショ)

      晴れた浅間にコリャ 煙り立つよー

    (チョイナ チョイナー)

 

4、 忘れしゃんすな 草津の道を

     (アー ドッコイショ)

      南浅間にコリャ 西白根よー

    (チョイナ チョイナー)

 

5、 草津名物 紅葉につつじ

    (アー ドッコイショ)

     可愛い鈴蘭コリャ ほととぎすよー

    (チョイナ チョイナー)

 

「解   説」

この唄は群馬県草津温泉の民謡です。

高温のお湯を板でかき回して適温にする共同作業で唄われる作業唄。

現在では熱乃湯という場所で「湯もみショー」という観光を目的としたショーも

行われております。

草津温泉は、薬効の強い酸性泉であり、温度も四十七・八度とかなり熱い温泉である所から、時間湯と言う入浴法が行われた。

時間湯とは、午前二回、午後二回、計四回時間にあわせて入浴することで、

その入浴時間前に巾のある長い厚板で熱湯をかきまわし、それが済んだ後、

湯長の拍子木と掛け声で入浴する。

この湯もみの際に一斉に唄われるものの一つが「草津節」である。

チョイナチョイナの囃子言葉は、

湯治客相手に飴売りをしていた名物男の飴を売る時の掛け声。

この囃子言葉の「チョイナ チョイナ」の意味は、

チヨという人がいて、「チヨはイイナ~」という言葉がなまって

「チョイナ」になったと言われています。

これはある夫婦が草津で入浴中に夫が入浴しながら愛をささやいた事が

きっかけに草津節の一説になった。

 

「息継ぎ(ブレス)場所」

例:1番歌詞

草津よいとこ (息継ぎ)

一度はおいで (息継ぎ)

(アードッコイショー)

お湯の中にもコリャ (息継ぎ)

花が咲くよ (チョイナ チョイナ)

 

「唄い方」

唄い出しは、低音からはじまり、

全体的にゆっくりとしたテンポ、リズムで唄ってみよう!

「アードッコイショ」のお囃子の後に「ヨーイ」という

間があるので、ここはしっかり拍子をとって

「お湯の中にも~」とつなげてほしい。

 

Youtube 動画 」

唄い方など、実演、解説しております。

よろしければ、下記よりご覧下さい。

 

草津節の唄い方 動画

https://youtu.be/IKzuOXLbaWQ

 

 

草津節のカラオケ動画

三味線音色に合わせて、自分の音程の高さを見つけて、唄ってみよう!

 https://youtu.be/8lewUyQWvSU

 

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