minyoyaの日記

民謡について 曲目(解説・唄い方・雑学)を説明します!

武田節 (山梨県) 歌詞・解説・唄い方について

武田節 (山梨県) について

 

「歌 詞」

 

1、甲斐の山々 陽に映えて われ出陣に憂いなし

   おのおの馬は飼いたるや   妻子に恙 あらざるや  あらざるや

 

2、祖霊まします この山河 敵に踏ませてなるものか 

      人は石垣 人は城 情けは味方 仇は敵 仇は敵

 

「詩 吟」

疾(とき) 如(こと) 風(かぜのごとく) 

徐(しずか) 如(なること) 林(はやしのごとし)

侵(しんりゃく) 掠(すること) 如(ひの) 火(ごとく)

不(うごか) 動(ざること) 如(やまの) 山(ごとし)

 

3、つつじヶ崎の 月さやか うたげを尽せ 明日よりは

   おのおの京をめざしつつ 雲と興れや 武田武士 武田武士

 

 

「解    説」

武士達の妻や子供は病気もなく幸福に暮し、

夫と一緒に馬を育て甲斐の武将武田信玄を慕い信じた。

出陣には何の心配もなく、馬に乗り京の都を目指し、戦に行く武士の姿である。

歌詞の二番と三番の間の詩吟が入り「風林火山」の意味を唄ったもの。

 

「息継ぎ(ブレス)の場所」

例:1番歌詞

甲斐の山々 陽に映えて (息継ぎ)

われ出陣に憂いなし (息継ぎ)

おのおの馬は飼いたるや (息継ぎ)

妻子に恙(つつが) あらざるや (息継ぎ)

あらざるや

※唄い出し「甲斐の山々 陽に映えて」 が

一息でいけない場合は「甲斐の山々」で一度息継ぎしても良い。

 

「唄い方」

全体的に拍子をくずさずに力強く唄う。

特に1番歌詞で例えて言うと「おのおの馬は」の1回目「おの」よりも

二回目「おの」を強調して唄うとはえる。

「 妻子にあらざるや  あらざるや 」は最後の「あらざるや」は

この唄の聞かせ所(サビ)ですので、声を充分に張り唄尻もしっかりのぼし、

遠くの方まで聞こえる様に響かせて唄う。

 

Youtube 動画 」

唄い方など、実演、解説しております。

よろしければ、下記よりご覧下さい。

 

武田節の唄い方 動画

 https://youtu.be/Csf0QIBnz4w

 

 

武田節のカラオケ動画

三味線音色に合わせて、自分の音程の高さを見つけて、唄ってみよう!

https://youtu.be/U9mZ4Z54fC8

 

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